小規模マンションの大規模修繕工事

大規模修繕工事の費用は、どのマンションでも同じような金額がかかると考えたら、それは大間違いです。大規模修繕工事の費用は一般的にマンションの規模によってだいたいの金額が決まります。

一般論で言えば、100戸程度のマンションで一戸当たりの負担額は70万円~80万円程度。200戸程度のマンションで60万円~70万円程度。300戸程度のマンションでは50万円~60万円程度になります。しかし一方、50戸以下のマンションになると80万円~90万円。30戸以下になると90万円~100万円程度必要となります。20戸以下になると100万円以上必要となるというのが、おおまかなイメージです。

一言でマンション暮らしといっても、居住しているマンションの規模によって、大規模修繕工事にかかる経費は違ってきます。30戸程度のマンションに住んでいる人は300戸規模のマンションに住んでいる人に比べ、おおよそ倍の修繕費用を負担しなければならないことになります。
小規模マンションの場合、修繕費用だけでなく一般管理費も効率が悪いことが多く、さらに、戸数に対する供用部面積の比率も大きくなるため、修繕工事内容や修繕周期の工夫をすることにより、経費削減をする必要があります。単純に考えれば、大規模マンションの約2倍の修繕積立金が必要になるわけですから、真剣に対策を検討する必要があります。

実は、50戸以下の小規模マンションは数が多いため、多くの管理組合が

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