自立サポート方式とはコンサルタントが徹底的に消費者の立場から発想し、無駄のない修繕工事を提案することにより管理組合が自らの手で建物の維持保全を進めていかれるように手助けする方式です。
1) 特徴
- わかりやすい解説によるガイド
- 組合の財政状況に応じたガイド
- 意思決定を容易にするアドバイス
- 無駄な工事を削減した計画の立案
- わかりやすい修繕メニューの作成
2) 手法
- 施工業者の候補を管理組合内でも公募する。
- 公開ヒアリングを実施して業者選考の参考とする。
- 見積参加業者の財務分析をする。(要望があれば)
- 工事費一覧表を作成する。
- 見積内容の分析と解説をする。
- 内定業者の最終選考は管理組合の意志を最優先する。
- 現場の確認はスポット的に実施する。
- 工事の進捗状況はEメールによる作業日報で毎日確認する。
- 定例会議を重視する。(毎週又は隔週程度には開催する)
- 劣化状況の報告会を開催し、区分所有者に解説する。
- 仮設足場撤去前の検査を実施する。
- 竣工検査に立ち会う。
自立サポート方式のフロー1.
施工業者選定義務
施工業者選定義務
自立サポート方式のフロー2.
工事管理義務
工事管理義務