外壁タイルの瑕疵について

マンションの不具合の中で最もわかりやすくかつ数の多いものが外壁タイルの不具合です。クラックが入ってしまったり、中には落下するものもあります。多少の浮きやクラック(ひび割れ)は、よくあることで、そう神経質になることもありませんが、時に、タイル貼り面全体が浮いてくるくることがあり、こういった現象は、建物の竣工から、比較的早い時期に発生します。

外壁タイルの不具合には二通りの発生の仕方があり、経年劣化によって割れたり、浮いたりするケースと施工不良によってタイルが浮いてくるケースがあります。経年劣化によって、浮いたり割れたりするケースは、あまり大きな事故には至りませんが、もともとの施工状態が良くなかったものは、問題です。接着モルタルのつけ方の問題、タイルを叩いて安定させる仕上げ方に問題があった場合など、目では確認できない不良原因が隠されていることがよくあります。

元請け会社は一流でも下請け会社の技術レベルが低い場合や倒産しているケースもあります。外壁タイルの不具合原因は、建物を良く知ったレベルの高いコンサルタントに診断してもらうと、単なる経年劣化が原因でなく、施工不良が原因であったことがわかるケ-スもあります。

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