先日、弁護士事務所から1通の書類が届いた。
ある裁判の和解書面でしたが、気がついてみれば問題発生から6年近くが経過していた。
6年程前の夏のこと、その年は集中豪雨の多い年で、海際のあるマンションで機械式駐車場と2軒の住戸室内に浸水事故が発生した。
そこから、いきり立つ住民側と販売者側との激しい攻防がスタートした。
事故は天気のせいとして、自分達の責任を全く認めない。
話が全くかみ合わないため、あるメディアのプロデューサーに電話し、相談したところ、テレビカメラを持って来てくれることになり、双方の壮絶なやりとりをずーっと収録してもらった。
そんなこともあり、販売者側は渋々、改善工事を無償でやることになったが、2軒の専用部室内の復旧については、後日 販売者側より請求書が届いた。それに激怒した2軒が裁判を起こしたわけだが、内装費用の請求を取り下げるまでに足掛け6年。
日本の裁判署はどうなってるのか~!
大声で叫びたい心境です。
今の日本に大岡越前守のような正義を感じる裁判官はいない。
法文第一で人間を見ている人は少ない。
日本の民事裁判では消費者は、全く不利なのでうかつに裁判などを起こすべきではありません。